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2022.2.17 | カテゴリ:ブログ

雪の一本道


こんにちは。
サイモントン療法認定カウンセラーの佐藤三佳です。
雪の多い札幌です。
 
大雪の影響で、歩道は一本道
お互い譲り合いながら行き交います。
除雪がきちんとされていないので、
道の真ん中だけ高くなっていて、
歩きにくい状況です。
 
そんな一本道で私の前を歩く、
高齢の女性がいました。
母よりもちょっとお若いかな。
歩道も渋滞で、
通行人は狭い歩道でも
追い越していきます。
怖々と、ゆっくり歩かれていて、
スーパーの入り口に
やっとたどり着いた
そのスーパーのドアを
私は、そのご婦人が入ってくるまで
開けて待っていました。
 
ホッとした顔をされて、
ありがとうね
もう、ひどい雪道ね
と、声をかけられました。
 
本当ですね…
と、そこでお別れしました。
 
高齢の方に
親しげに話しかけられることは多い気がします。
 
ふと思いました。
母に対しても、
こんな態度がとれたらいいのに
なぜ・・・
他人には優しくできるのに、
母には厳しい態度や言葉に
なってしまうのでしょうか…
 
先日、
『ポストまでいく間で転んじゃったのよ』
と言った母に対し、
2年前に家の中で転んで骨折したよね?
外で転んで動けなくなったら
どうするの?
と、威圧的な質問をしてしまいました。
 
その前に
怪我しなかった?
痛いところない?
だったでしょう。
 
私の心配と不安が、
母の行動を狭めてしうのです。
一緒に歩いてあげられたら
よいことかも知れません。
しかし、
そうそう母のペースでは動けません。
そんなジレンマを感じてる
自分にも気づきます。
 
ご機嫌で過ごしたい
近くにいる大切な人にこそ
優しくしてあげたい
良いサポートをしてあげたい
 
でも、一番難しいコミュニケーション
ふう、まだまだだなぁ・・・
 
真っ白い雪の道を歩きながら
そんなことを考えていました。

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