佐藤三佳公式サイト

2015.8.16 | カテゴリ:ブログ

お盆に思うこと・・・

お盆
こんにちは。
札幌在住、サイモントン療法認定カウンセラーの佐藤三佳です。
このサイトにアクセスいただき、ありがとうございます。
 
8月中旬の日曜日、甲子園の熱戦を観ながら、
パソコンに向かっています。
高校球児の素晴らしいプレーの連続に、
声援したり、一緒に泣いたり・・・
手が止まってばかりです。
 
 
今日は送り火を焚いて、ご先祖さまたちを見送る日です。
子供のころから、お盆にお墓参りをするということは、
年中行事のひとつでしたが、
迎え火とか、送り火とか、
そんなことは理解していませんでした。
 
かれこれ、17年ほど前に同僚を亡くし、
その初盆の8月13日の夕方、
仕事帰りに、お線香をあげようと、
同僚の家に行きました。
同僚のお母さんが、とても喜んでくれて、
一緒に迎え火を焚きました。
 
亡くなった方が、迷わずに家に帰ってこられるように
迎え火を焚くのだと聞いて、
亡くなった同僚が、早く帰ってこられるようにと、
空を見上げたのを思い出します。
 
それ以降でしょうか、
仏事に・・・色々な意味があるということに、
少しだけ、興味を持ちました。
 
お供えのきゅうりのウマとなすのウシにも意味がありました。
きゅうりはウマに例えられ、ご先祖様に
『ウマに乗って早く帰ってきてください』
と、いう意味があり、
きゅうりに爪楊枝や折った割り箸を刺してウマに見立てます。
 
なすはウシに見立てられ、
自宅に帰ってきたご先祖様に
『ウシに乗ってゆっくりと帰って下さい』
との意味でお供えされているようです。
 
また、一節には 
『ご先祖様はウマに乗って、荷物を牛に乗せて帰る』
とも言われています。
沢山のおみやげを抱えて帰るのに 
荷物を乗せる牛は必要だという意味のようです。
 
 
8月に入ってからの、私の感覚は、
ご先祖様はもとより、
先に逝ってしまった親しかった方々・・・
友人はもちろん、私が関わった知人たちの皆様すべてが、
近くにきているような、守られている感覚です。
 
私は、サイモントン療法の死生観のトピックの際の
メディテーションが大好きです。
先人たちは、いつも私のことを見守ってくれているという、
大きな安心感を得ることができます。
私は、肉体を手放すその時まで、
幸せに向かって生き、
その幸せを手土産に、先人たちの仲間入りをする・・・
そんなイメージを膨らませています。
 
『死』に対して、どんなイメージを持っていますか?
 
イメージするのは自由です。
この世に生を受けたからには、
私たちは、100%の確率で死を迎えます。
それをどんな風にイメージするかは、
自由にしてよいのです。
 
一緒に、イメージの達人を目指しましょう。

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