佐藤三佳公式サイト

2021.10.14 | カテゴリ:ブログ

『2枚目のきりん』


こんにちは。
サイモントン療法認定カウンセラーの佐藤三佳です。
札幌は、すっかり秋めいています。
日中の日差しはあたたかい・・・
でも風は冷たくなってきています。
先日、ユキムシをみかけました。
ユキムシをみかけるようになったら・・・
初雪が近いのです。
もう・・・冬の準備です。
 
先日、アクリル画で、
2枚目の『きりん』を描きました。
どんな状態が完成といえるのか?
そんなことに
自問自答しながら、
キャンパスに向かっていました。
 
私は、絵が苦手です。
なので、「アクリル画」教室に通う、
そのことを決めた自分に
ちょっと私が驚いていました。
 
かんとくの描く動物の絵をみて、
私の中の「きりん」を描きたい、
そんな希望を
実現してみたくなったのかもしれません。
 
白いキャンパスに向かったとき、
出てきたのは、いたずら書きのような模様。
ただ、ひたすらに丸い模様を描いたら、
全部塗りつぶしていく・・・
アクリル絵の具は、
全て塗りつぶしてくれます。
 
失敗だと思ったら、塗りつぶす・・・
イメージと合っていなかったら、塗りつぶす・・・
何度でも、納得がいくまで
描いたり、塗りつぶしたり、
しばらく静かに、眺めたり・・・
 
下絵を描くでもなく、
なんとなく、
沸いてくるままに描いていくと、
それらしいフォルムになってきました。
 
「目が描けないんです」
「きりんの目が大好きなのに描けないんです」
「うまく描けなくて・・・」
 
そこまで、ぼやいたところで
かんとくが一言いいました。
「うまく描かないでください!」
・・・そうでした。
 
私が来ているのは、
感性のアクリル画教室
 
上手な絵を描きに来ているのではなく、
ただ「私の中のきりんを描きたかった」
目は描かなくてもいい。
そう思うと、プレッシャーがなくなりました。
 
すると周りから
「描かれてなくても、優しい目をしている」
そんな風にみえる・・・
と、素敵な言葉をもらいました。
 
目を描かなくちゃいけない・・・
上手に目を描かなくちゃいけない・・・
目が描けないと完成しない・・・
 
きちんとやらないといけない・・・
私の中の「ちゃんとやらないと」が、
また、私を悩ませていることに気づきました。
 
好きなように描いていいですよ
自由に描いていいですよ
それは、とても素敵な言葉なのだけれど
その自由が、わからないことがあります。
 
自分は何に、とらわれているのだろう
何を心配しているのだろう
何に怖れているのだろう
 
ちょっとした会話の中に
ヒントをもらえる事があります。
見つめている自然の中に
ヒントをもらえるかもしれません。
 
自分と向き合ったり
自分に気づいたり
自分が変化していくことにワクワクしたり
そんな日々を過ごしていきたいですね。

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