佐藤三佳公式サイト

2021.4.18 | カテゴリ:ブログ

こんな偶然って!!


こんばんは。
札幌在住、認定カウンセラーの佐藤三佳です。
先日、サクラ前線が津軽海峡を渡った・・・
というニュースがありました。
 
サクラの便りは、
北海道の長く厳しかった冬に終わりを告げます。
お天気が良いと、
雪は白くてキラキラしているのですが、
寒さやシバレが厳しいことのほうが
北海道の冬は多いという印象です。
白黒だった世界から、
パステルの綺麗な色に変わっていく・・・
春って、そんな季節に感じます。
サクラは、ピンク色を運んできます。
 
4月に入って、
姪っ子がご主人の転勤で、
甥っ子が大学の学部の関係で、
札幌を離れました。
急にさみしくなりました。
 
甥っ子が、札幌から函館に引っ越すにあたり、
引っ越し荷物を運ぶ・・・
これを理由に、函館までのドライブをしました。
学生の引っ越しなので、車に積める程度の荷物です。
 
甥っ子は、春休みのうちに、
合宿型で運転免許をとってくる・・・
ということで、岩手県にいっていました。
札幌から岩手に向かって、
その合宿が終わったら、函館に入り、
その翌日から大学の授業が始まるから、
それに合わせて荷物を送ってほしい。
それが、彼の母親(私の姉)からの依頼でした。
 
甥っ子のタイトなスケジュールに、
日時指定で、宅急便を送ることはできるけど・・・
なかなか、彼の予定は決まらず、
なんとなく、私の予定も定まらない日々でした。
その上、甥っ子がまとめた荷物は、
宅急便で送るためには、
ダンボールに詰め直さなければならない状態で、
それなら、運んだ方がよいか・・・
そんな気持ちでした。
 
「ちょっと行ってくる距離ではないでしょ?」
と、姉は言いましたが、
荷物を詰め直す作業量を考えたら、
片道300キロのドライブを選びました。
 
お天気が良ければ、
素晴らしい景色がついてくるはずでした。
函館に向かう間は、ずっと曇りで、
雲が低くて風景はみられませんでした。
 
5時間くらいかかって函館に入り、
無事にホテルにチェックインを終えました。
お天気が曇りのままもちこたえてくれていたので、
函館の散策に出かけました。
 
私にとって、久しぶりの函館でした。
甥っ子の引っ越しがなかったら、
訪れるチャンスは、もっと先だったでしょう。
確か・・・友人と来たのが最後で、
もう17~18年前かなぁ。
 
コロナ禍で、観光客はいません。
私の写真の中に、
知らない人が映り込むこともありません。
どこに行っても、
きれいな写真を撮ることができました。
函館は、きれいな街です。
坂の上から見下ろす海や、
レンガの倉庫群や、
坂の下から見上げる建造物が、
絵になるのです。
 
旧英国領事館を拝観して、
歴史のある函館という街を
再発見しました。
そういえば・・・
江戸時代に黒船がやってきて、
下田が開港されたとき、
一緒に函館も開港されたと、歴史で習いました。
 
だから、函館には色々な国の領事館があり、
素敵な教会も建てられました。
外国人がたくさん暮らしていた街、
北海道の中では、早くに開けた街、
札幌よりも、都(みやこ)に近い街、
そんなことに思いを馳せながら
短い時間でしたが、散策を楽しみました。
 
甥っ子と落ち合って、
翌日に、荷物を新しい部屋に運び込み、
午前中のうちに帰途につきました。
 
途中にある道の駅に寄りながら、
一般道でゆっくり帰ってきました。
この日のお天気は雨模様でした。
雨の中の高速走行は避けたい・・・と、
高速道路は回避しました。
予報では、札幌に近づくにつれ晴れるはずでした。
しかし、中山峠にて、雪に変わりました。
 
休みながら、6時間かかって、
札幌に戻ってきました。
「疲れたなぁ・・・」と、
信号待ちの交差点で気を抜いていたら・・・
 
横に並んだ車から、なんだか視線を感じ、
なにげに、そちらをみてみると、
昨年まで一緒に働いていた同僚の顔(^O^)。
「知ってる車が走っていると思って!!」
 
こんな偶然ってあるのですね。
信号待ちで、
たまたま知り合いの車の
ぴったり横につけられるなんて。
 
偶然、知り合いの車を見つけられたとしても
信号待ちで停まる偶然と
車の混み具合によっての隣につけられる偶然。
 
彼女と彼女の子ども達の満面の笑顔に癒されました。
往復600キロのドライブの後の疲れが、
ふっと軽くなりました。

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