佐藤三佳公式サイト

こんにちは。
札幌在住、認定カウンセラーの佐藤三佳です。
このサイトにアクセスしていただき、ありがとうございます。
 
札幌は12月にど～んと大雪が降った後は、
比較的、降雪量は少ないです。
しかし、気温が低い日が多くて、
いつもの冬なら、降ったり、融けたりを繰り返すのですが、
12月に降った雪が、融けきらずに
凍って、降り積もって・・・を繰り返しています。
 
車道と歩道を隔てる雪の壁が
どんどん高くなって、歩行者が見えない。
道はどんどん狭くなって、
交通渋滞に、スリップして車が止まれない、
タイヤが滑って発進できない・・・。
冬道は危険だらけで、
ドライバーはとても神経を使います。
 
ある朝起きると、
雪が25センチくらい積もっていました。
これはたいへん！！と、
いつもよりも20分早く家を出ました。
 
職場までは夏なら車で20分の距離です。
7時30分に家を出ました。
しかし・・・渋滞で車は全く動きません。
 
8時。半分あきらめて、直属の上司にメールをします。
「9時までに着けないかもしれません」
すると、すぐに返信がきました。
「今日はひどいね。
　僕は外の研修に直行なので、
　係長に連絡しておきます。
　気を付けて」
 
8時30分。
まだ中間地点にも辿りつけません。
あきらめて、職場に電話を入れました。
電話に出たのは、守衛さんで、
事務所の職員は出勤していないとのことでした。
始業時間に間に合わない旨の伝言をお願いし、
終わらない渋滞に、ちょっと溜息でした。
 
9時。
やっと、職場の駐車場に到着。
「遅刻だ・・・」とちょっと凹んで、
職場まで10分ほどの道のりをとぼとぼ歩きました。
 
9時10分。
タイムカード打刻。
職場の前には、2名の事務所職員の車が・・・
こうやって、遅刻回避？
 
・・・やっていられない。
 
「すみません。今日は1時間半かかってしまいました」
そう言って、事務所に入っていくと、
直属ではない上司に言われました。
「どういう理由にせよ、
　2回目の遅刻は、査定の対象だから。
　これが、体調不良なら、
　査定の対象にはならないんだけどね。」
 
・・・本当にやっていられない。
 
渋滞に巻き込まれ、
身体的にも精神的にも疲れ切り、
遅刻してしまったことに凹み、
そしてこの言葉・・・
仮病でも使って、休めばよかった。
そんな気分になりました。
 
私の家から職場に行く道程は、
どの道を使っても混みあう道で、
流れの良い道に迂回するにも、
その道までいくのに大渋滞になっています。
 
昨冬までは、どんなに渋滞しても、
1時間もあれば、到着できていたのです。
「通勤に1時間を超えるようになったら、
職場を変えようかと思います(笑)」
これが私の口癖でした。
渋滞の1時間はなかなかハードです。
 
ここで、直属の上司にも同じ言葉を言われていたら、
おそらく、すぐに「転職」を考えたでしょう。
 
「家が札幌の中心部に近いからね。
　しかたないね。抜け道ないものね。」
 
その後も、冬道は続いており、
日々、遅刻しないように緊張しながら通勤しています。
雪が降っていない日も、
7時30分には家をでるようにしています。
 
早く職場に着いて私がしていること・・・
おいしいコーヒーを
自分のために淹れて、
ゆっくりとコーヒータイムを楽しむ。
 
給湯室から香るコーヒーの匂いに
「朝、コーヒーのいい香りがしてるよね」
と、他の職員にもなかなか好評です。
 
誰かから、嫌な言葉を言われた時、
その時は、本当に頭にきたり、
ショックを受けたり、
それは、当たり前にあることです。
相手が、上司（直属であってもなくても）なら、
反論もできないような状況もでてくるかもしれません。
 
ただただ、失敗しないように、
私の場合は、遅刻しないようにだけ頑張ることは、
なんだかモチベーションが続きません。
 
始業時間よりもかなり早く着いて、
特別な時間を持ち、
好きなコーヒーの香りに包まれるというのなら、
モチベーションが続きそうです。
 
気持ちを切り替える、
自分にとって良いこと、嬉しいことに
目を向けることなら、
気持ちよくできそうです。
 
2017年、今年はどんな年になっていくのか、
ワクワク、ちょっと楽しみです。