佐藤三佳公式サイト

2017.3.17 | カテゴリ:ブログ

冬の世界と春の世界


こんにちは。
札幌在住、認定カウンセラーの佐藤三佳です。
このサイトにアクセスしていただき、ありがとうございます。
 
札幌では、大きな道路の雪は無くなっています。
しかし、住宅街の道に入っていくと、
ザクザクの雪にタイヤが埋まり気味。
ハンドルがとられ、
早くみんなとけてくれないかな・・・
と、ため息の日々です。
 
2月最後の週末に
オホーツク海側の紋別という街に行きました。
ここは、流氷砕氷船『ガリンコ号』で
知られているところです。
 
少し暖かくなりかけた札幌から、
まだ冬の厳しい寒さの残るオホーツク海へ。
 
たまたま、甥っ子が
ここの中学校で臨時採用されていたこと、
それが今年限りのようだということ、
一度、流氷を船の上からみたかったこと、
がこの旅のきっかけでした
 
流氷は見てみたいけど、
寒いのはね・・・と、
この計画にのったのは、
姉夫婦と私の3人だけでしたが、
港街紋別のおいしい魚介類を
夕食は甥っ子と一緒に堪能し、
翌朝、いざ『ガリンコ号へ』
 
流氷にぶつかった時の船の衝撃や
氷を砕きながら進む振動は
迫力がありました。
 
それ以上に・・・
海一面を覆う氷の壮大さは
言葉には、形容しがたく、
「すごい・・・」その一言でした。
 
氷に囲まれてあっという間に
船が動けなくなる・・・
そんなニュースも耳にしますが、
自然を前に
私たち人間ができることには
限界があるのだということを
強く感じました。
 
スマホで写真を撮りましたが、
写真ではなかなか伝えきれません。
 
帽子とマフラーと手袋は標準装備。
スキーウエアのズボンをはき、
ダウンの長めのコートを羽織り、
靴の中と腰とおなかにカイロを貼り、
完全防備のおかげで、
寒いという感覚はありませんでした。
 
おおきな感動、感激、
次に機会があるなら、
砕氷船からの朝日や夕日を見てみたい
そう思いました。
 
 

翌週、神奈川県の三浦海岸に行きました。
こちらは、春先取りのところで、
河津桜も菜の花も
もう終わりかけていました。
終わりかけていても、
桜のピンク色と菜の花の黄色に
充分、春を感じることができました。
 
河津桜見てみたいんだよね・・・
早咲きの河津桜と菜の花の綺麗な風景が
テレビで映されるたびに、
母はつぶやきます。
 
3月ではもう遅いと知りつつも、
三浦海岸に出かけていきました。
今年は、平年より2週間も早く、
桜が咲いたのだ、と
地元の方が話していました。
 
お花の見ごろに合わせて
旅行の計画を立てるのは大変です。
 
札幌ではなかなかみられない風景
桜と菜の花
桜とメジロ
菜の花と京急
 
春の世界は本当に色鮮やかでした。
この色鮮やかな風景を見ながら、
雪に閉ざされる期間が長い
北海道の風景を思い出してみます。
雪を割って芽を出してくるフキノトウに
思わず「よくがんばったね」と
声をかけたくなる自分がいます。
 
まだ寒さの厳しい冬の世界から、
パステルカラーの
あたたかい春の世界へ。
ウキウキした気分が持てることで、
明日からの日常をがんばろうと
思う力が湧いてきます。
 
春が近づいていることが感じられるから、
ここで頑張れるのかもしれません。
 
クヨクヨ考え込んでいた事は、
大自然の前では、
本当にちっぽけなもののように感じます。
考え込んだときほど、
広い視野で物事を見ること、
必要なことですね。

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