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2016.5.24 | カテゴリ:ブログ

やりたいことがある幸せ

滝川菜の花
こんばんは。
札幌在住のサイモントン療法認定カウンセラーの佐藤三佳です。
このサイトにアクセスしていただき、ありがとうございます。
 
なかなかブログが更新できない自分自身に、
イライラしてしまいそうですが・・・
ぼちぼちと、私なりのペースで更新できるよう頑張ります。
 
今年の北海道は、5月だというのに暑い日が続き、
日本の中で一番暑くなったり、
真夏日が4日間も続いたり。
想定外のことが起こっていましたが、
今日の夕方は、風が強くて肌寒い・・・
いつもの札幌の気候でした。
 
 
新年度が始まった4月、
私にとって、大きな問題が起こっていました。
 
私が、今の職場で働き始めたのは9年前で、
新規オープンの特別養護老人ホームの立ち上げに関わりました。
9年の間に、職員の入れ替わりは多く、
一緒に頑張ってきた仲間が退職するたびに、
さみしい思いを感じていました。
 
4月に、最も信頼していた、9年間一緒に頑張ってきた仲間が退職しました。
それはとても残念なことではありましたが、
彼女の選択を応援しようと思っていました。
しかし、さみしい気持ちはどうしようもなく、
頑張れない自分をどうすることもできませんでした。
 
5月に入ったとたんに、胃の痛みを覚えました。
あぁ・・・身体にでたか・・・
そう思いながら、胃カメラの検査を受けました。
ポリープが見つかったものの、
痛みを伴うような所見は見つからない、
この結果を、どう受け止めてよいのか・・・
 
 
病気が見つからなかったことは、喜ばしいはずなのに、
痛みはどこからきたのだろう???
私が、信頼する内科のお医者さんが言いました。
「痛みの訴えと、病状は一致しないことはあるんだよね。
 気持ちの問題もあるかもね」
そう、私はストレスを感じていましたが、病気はみつからなかったのです。
これは安心材料になるはずのことでした。
 
今回の胃の痛みは、私に
『これ以上いったら、本当に病気になるよ』
ということを教えてくれたのだと思いました。
 
いつも通り、普遍的なことと思っている事でも、
自分の思った通りにいかないことも世の中にはたくさんあるのです。
当たり前に繰り返されると思ったことでも、
思いがけないことは起こるのです。
 
自分にとっての想定外というだけで、
他人には他人の人生があるのですから、
自分にとって、幸せな道を選んですすんでいくしかないのです。
 
前に進まねば・・・
そう思っていた時には、どうしてよいのかわからず、
どうすることもできない自分がいました。
 
立ち止まって、自分自身にどうしたいのかを問いかけた時、
ぼんやりとやりたいことがみえてきました。
そして、その方向に舵をきり始めた時、
気持ちが上向いたことを実感できました。
私は、前にすすみたい。
 
気持ちがモヤモヤしている時、
こんなじゃいけない、前に進まねばと焦ると、
ますます動けなくなってしまいがちです。
そんなときこそ、何がしたいかを考える時なのかもしれません。
 
気持ちの振れ幅の大きかった時期を乗り越え、
今は、少し安定したように思います。
やりたいことがあるというのが、
こんなにも幸せなことだと感じた5月でした。

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