佐藤三佳公式サイト

2015.8.1 | カテゴリ:ブログ

『食中毒警報』でています!

扇風機
こんにちは。
札幌在住のサイモントン療法認定カウンセラー、佐藤三佳です。
このサイトにアクセスしていただき、ありがとうございます。
 
札幌は・・・らしくない蒸し暑い日が続いています。
職業柄、札幌市からFAXで届く『食中毒警報』を
職員に知らせして、注意喚起するという役目を担っていますが・・・
先週の初めから、絶えることなく食中毒警報がでています。
 
お食事を提供する仕事をしていると、
食中毒ほど怖いものはありません。
私は、栄養士とはいえ、厨房で仕事をすることはなくなりましたが、
食事提供が主な仕事である方々は、
この時期はピリピリしていることでしょう。
 
 
栄養士を目指していた学生のころ、
病院実習でお世話になった厨房で、
最高気温が36℃を体験しました。
(もちろん北海道で、です)
 
そのころ(今もかな)、
北海道でエアコンを使う厨房なんてなかったので、
扇風機の前に氷を入れたたらいを置いてしのぐ・・・
そんな程度の暑さ対策でした。
 
厨房は煮炊きをするので、
あたりまえですが室温は上昇します。
真面目な学生は、言われた通り、
厨房内はビニールエプロンと長ぐつで動いています。
暑くても実習生は文句は言えません・・・。
 
受け入れ先の栄養士さんが、
「そんな恰好でいたら、倒れてしまう!脱ぎなさい!」と、言ってくれるまで、
厨房の中で、ビニールエプロンと長ぐつで実習を続けていました。
もちろんその時は、汗だくでした。
 
過酷な環境・・・厨房での食事作り・・・
よくぞ、食中毒を出さずに頑張っているなぁ、と
厨房で働くすべての方々に、感謝と称賛をおくりたいと思います。
安心、安全なお食事をいつもありがとうございます。
 
 
私の働く施設にも、毎年、栄養士のたまごたちが1週間の実習に訪れます。
そのたびに、実習指導はこれでいいのか?
と、私の中での自問自答が始まります。
 
学生さんによって、実習に対する取り組み方が違います。
それは当然なのでしょうが・・・
自分でやりたい課題を決めてくる学生さんもいれば、
消極的で、課題をだしてあげないと困っている学生さんもいます。
 
受け入れる側の栄養士も、その学生に合った指導をしてあげられると
良いのかもしれませんが・・・
忙しい合間をぬって受け入れている実習生、そんな余裕はないのが現状です。
委託業者が入っている厨房からは、
「実習生は受けられません」と言われることもありました。
 
しかし、自分たちもまた、未熟であった学生の時に、
受け入れてくれて、指導してくださった実習先があったからこそ、
栄養士となり、管理栄養士という資格をとることができました。
 
次世代の栄養士を育てるお手伝いをしている、
そんな気持ちで実習生の受入れもできるといいのかもしれません。
今年は、どんな学生さんが来てくれるのか・・・
私個人としては、とても楽しみです。

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